新しい盲導犬ユーザーが誕生しました
令和7年度の徳島県身体障がい者補助犬貸付者に徳島市の北川和彦さんが選ばれ、3月5日に徳島県庁で盲導犬貸与式がありました。徳島県保健福祉部の福壽部長より、身体障がい者補助犬貸付決定通知書が交付され、盲導犬エンヤの正式貸与となりました。徳島で活躍する盲導犬ユーザーは8組になりました。
福祉部長からは、「心からおめでとうございます。盲導犬とともに生活の質を向上させ、活動の幅を広げてご活躍ください。」と温かいお言葉をいただきました。
北川さんからは、貸与に至るまでの関係各所へのお礼の他、子供の時に怖い目にあって実は犬が苦手だったこと、盲導犬と共に頑張っていくことなどのお話がありました。

北川さんは視覚障害者の団体でも役員として活躍されています。先天性の目の病気をお持ちで、いままでは白杖での歩行をしていました。数年前に当会にご連絡があり盲導犬についての話を聞きに来られる機会がありました。その後、盲導犬訓練士にも話を聞いたりして、慎重に考えられているようでした。2年前から団体の活動などで盲導犬ユーザーと接する機会が多くなり、当事者から話を聞くうちに盲導犬をもつ決心を固められたようです。
盲導犬を持つためには、4週間の共同訓練が必要になります。盲導犬訓練所でパートナーになる犬と同じ部屋で寝泊まりをしながら、お互いに関係を築いていきます。ユーザーとしての知識や盲導犬のお世話の仕方などを学び、一緒に歩行訓練をして経験を積んでいきます。共同訓練に入る前には不安もあったようですが、共同訓練中の初めての経験もエンヤが可愛いので頑張れました。あっという間の一ヶ月で楽しく充実した時間でした。とおっしゃっていました。
北川さんにより添い指示を聞く盲導犬はとても落ち着いています。新しい生活は始まったばかりで、問題に直面することもあると思いますが、一緒に乗り越えながら信頼を築いていってもらいたいと思います。

皆様には温かい見まもりをお願いいたします。
町でユーザーと盲導犬を見かけた時は、盲導犬の名前を呼んだり、盲導犬の気をひくようなことはしないでください。何か気づいたことがある時はユーザーに話かけて伝えてください。断りなく写真を撮るなどの行為はご遠慮ください。ユーザーと盲導犬が普通に一般社会に溶け込み生活できるよう、ご協力をお願いいたします。

