1. 盲導犬育成事業

(1) 盲導犬の貸与
県下の盲導犬を必要とする重度視覚障がい者に、育成した盲導犬を無償貸与し社会参加を促進する。

(2) 盲導犬使用者の確保と啓発
関係機関(徳島県、視覚支援学校、視覚障がい者連合会、視聴覚障がい者支援センター、眼科医会等)の連携を強化し活動を行う。

(3) パピーウォーカー事業
平成8年より実施のパピーウォーカー事業を今年度も継続して行い、訓練所の事業をサポートすると同時に当事業の必要性を広く県民に知らせる。医療費の援助を行う。

(4) 引退犬ボラインティア事業
盲導犬として活躍しまたは活躍中に何らかの理由で引退した犬が老後を快適に過ごすための場所を整え、獣医師等とタイアップして安住の地を提供する。医療費の援助を行う。

2. 盲導犬啓発事業

(1) 啓発用機関誌の発行
機関誌を発行し、各市町村、社会福祉協議会、学校、宿泊施設等に配布し、盲導犬の普及への支援と協力を促進する。事業の周知と情報開示を図る。

(2) 県民の盲導犬への理解を促進するための講演会等を開催するとともに、会員の知識向上のため各種研修事業を実施する。

(3) 盲導犬に対する知識を広めるために、各種団体(県、市、学校、ボランティア団体等)の主催する行事に参加し啓発に努める。また、児童、学生が盲導犬にふれあう学校訪問を行う。

(4) ボランティア活動の推進
会員、ユーザー、ボランティア相互の親睦をはかるため年1回集いを実施する。ハーネス連を結成し阿波踊りに参加する。

役員

公益財団法人 徳島の盲導犬を育てる会

●理 事 長:立道 健司
●副理事長:高野 次郎
●常務理事:白石 佐織
●理事:武久 良史、政平 崇志、鍛 昌志、宮本 雅史、井開 仁志
●監事:山下 健人、近藤 諭
●評議員:森岡 豊、井内 秀典、清水 秀夫、豊岡 隆司、香川和夫