2024年 大変お世話になりました
今年も盲導犬へのご理解とご支援ご協力を賜り、大変感謝申し上げます。
盲導犬事業では、今年1月に、徳島県から新規ユーザーへ盲導犬キャリーが貸与され、徳島県下の盲導犬は7頭になりました。11月には、8年間鶴野さんの盲導犬として活躍したディアが、引退の時を迎えました。その後、鶴野さんは盲導犬ウィンと共同訓練を行い、新しいペアとして生活しています。
皆さん重い視覚障がいをお持ちで、困難な歩行を盲導犬に助けてもらい、ご自身で盲導犬のお世話をしながら生活されています。ユーザー盲導犬とも、元気に2025年を迎えられることを大変嬉しく思います。
パピー事業では、3月にパピー3頭が卒業を迎え、盲導犬訓練所へ帰っていきました。10月には、生後2ヶ月のパピーが3頭徳島へやってきました。今では体重も3倍になり、すくすく成長しています。12月には、パピー1頭が卒業を迎え、訓練所へ帰っていきました。卒業したパピー達はそれぞれ適正にあった進路へ進み、先々で大事にされて頑張っていることと思います。
8月の阿波踊りでは、「ハーネス連」を結成し、演舞場に踊り込みました。盲導犬訓練所出身の犬たちも県外からたくさん参加してくれて、賑やかなイベントとなりました。
年末に寂しい別れもありました。徳島で盲導犬として活躍し、引退後も徳島のボランティアさんの元で暮らしていたフーガがクリスマスイブの日に天国へと旅立ちました。引退から6年、15歳の天寿でした。
各盲導犬協会、盲導犬ユーザーの啓発活動などで、盲導犬へのご理解も年々進んでいるように思いますが、もっともっとご理解いただけるよう当会も活動を行って参ります。障がいがある人もない人も同じように行動出来る社会になる日がくることを願って頑張ります。
今年もほんとうにたくさんの方々、犬達に助けられました。本年度の業務は27日で終了いたします。来年は1月6日から業務を開始いたします。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
皆様もよいお年をお迎えくださいませ。