補助犬法制定から20年
補助犬(盲導犬、介助犬、聴導犬)の同伴受け入れを義務づけた身体障害者補助犬法
身体障害者補助犬法が成立して20年を迎えます。けれどもまだ認知度は低く、全国の補助犬利用者の多くが同伴拒否を経験されています。拒否された場所は医療機関が最も多く、飲食店、宿泊施設などで断られるという調査結果もあるようです。
目や耳、手足に障害のある方をサポートする「ほじょ犬」は、社会参加に欠かせない大切なパートナーです。障害のある方が日々の暮らしをよりよく過ごせるような社会の実現を目指しています。皆様のご支援とご協力のほどどうぞよろしくお願いします。
残念なことに、徳島でも盲導犬ユーザーから入店拒否の報告がたまにあります。美味しいものを食べに行きたい。買物に出かけたい。と思うのはユーザーさんも同じです。
ユーザーと盲導犬は基本的に離れて行動することはありません。盲導犬はユーザーの歩行を助け、ユーザーのことをいつも気にかけています。入口に繫いでおくということはできないのです。
どうか皆様のご理解をお願いいたします。
しかし、快く受け入れてくれるお店もたくさんあります。
ユーザーKさんアース君と一緒に行った事務所近くの「ゴンバーガー」とても快く対応してくださいました。
注文のあと、壁一面のポップな手書きのイラストの前でアース君を座らせ写真を撮らせてもらっていたら、お店のお姉さんお兄さんも「あっかわいい!かしこいですね〜!写真撮ってもいいんですか?」と出てこられて、賢いところを撮っていただきました。
【お願い】歩行中にいきなり写真を撮るなどの行為はご遠慮くださいね。伝えたいことがあるときはユーザーに声をかけてください。
犬の置物がたくさん飾ってあって、とてもかわいい店内でした。レストランなどでは盲導犬はユーザーの足元にダウンして静かに待機できます。
紙袋にもたのしい手書きのメッセージとイラストが書いてありました。海老カツバーガーのバンズはなんと真っ黒。なにげに注文したので、開けてびっくり。Kさんは思わず「黒焦げ?」いえいえ冗談、柔らかくて美味しいパンだったようです。ベーコンレタスバーガーも野菜たっぷりでとても美味しくいただきました。